オーストリアで第一子出産のおもひで(前編)
こんにちは、サラダ納言です。
先日、というか約半年前に、無事に第一子の女の子を出産いたしました~!!in グラーツ〜!!
どんどんパフパフ〜〜〜!!!
いくらなんでも報告遅すぎるよってね〜!
どんどんパフパフドンぱふドンぱふドドンドンドンドドドどぱどぱどぱどパパパパーー!!!
ええい宴じゃ宴ー!!🪩🕺💃✨
てなわけで、愛しき娘&夫と共にワイワイ過ごしていたら、爆速で月日が過ぎ去っていました。
生活もすっかり落ち着いたので、いっちょここいらで思い出深きオーストリアでの初出産の記録を残しておきたいと思います。
概要としては、
等間隔の陣痛が来てから病院に電話するも、なかなか陣痛だと思ってもらえず😂、苦肉の策で若干嘘をついてまで(←)やっとこさ来院許可をもらい、いざ病院に向かったところ
病院に着いてから(=本格的に痛くなってから)1時間半で娘爆誕という、初産にしてはなかなかのハイスピード安産でした。(笑)
もしご興味ある方がいらしたら、読み進めて頂ければ幸いです。
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5月某日、17:00頃
昼間から続いていた下腹部痛が8分間隔になったので病院に電話する
痛みレベル:ノーマル生理痛くらい
っっっっっっしゃ!!!!これ陣痛では?!?!そこまで痛くないけど8分間隔だし早速病院に電話するやで!!っしゃおらあああああああ!!!📱
…エ!?!?!「本当に陣痛なら話せないほど痛いはず。もう少し待て」ですって?!
仕方ない ここは従っておくか。なんせ私はしがない初産婦。
21:00頃
痛みが5〜6分間隔になったので、再び病院に電話する(来院許可下りず)
痛みレベル:ノーマル生理痛くらい
全然話せる程度の痛みだけど、間隔的にもこれ陣痛な気がする!!もっかい電話しよ!!📱
エ?!?!?「まだ話せているから陣痛じゃないはず。本当に陣痛なら話せないほど痛いから(2回目)、風呂入って様子見ろ」ですって?!?!
…てか「話せないほど痛い」状態で電話するってことはすなわち無言電話しろってことなのかな?!?!?!?!笑
まあ確かに、話せないほどは痛くないしな。ここは従っておこう。なんせ私はしがない初産(ry
お風呂に入って様子を見るよう指示されましたが、電話する直前に入っていたので、面倒だし入りませんでした。←
AM2:00頃
痛みが4分間隔になったので、苦しそうに病院に電話する。やっと来院許可下りる。勝ち🎉
痛みレベル:重めの生理痛
まだ話せないほどには痛くないけど、流石に4分間隔はやばいかも!!普通に電話したらまた突っぱねられそうだから、苦しそうに話そ!!!!
📞お風呂……入りました……(※嘘)痛みが強くなっています………病院に……行きたいです………(ボソボソ)
👩⚕️「そうですか……。それなら病院に来てください」※若干のしゃーなし感
そんな感じで一芝居を打って、やっとこさ病院に行く許可をGET。(笑)
この時点で、未だに先方は陣痛とは信じてない様子でしたが、結果病院に着いてすぐに産まれたことを考えると、ここで粘っておいて本当によかったです😨
AM2:30
夫の運転で病院に移動
イテテテテ、イテテテテ、でもまだ話せる、話せるけど痛い!…などとブツブツ呟きながら病院へ。
移動中、だんだんと痛む場所が下腹部から腰に変わってきたので、やっぱり陣痛だなとここで確信しました。
私の場合はヤンキー座りをすると痛みがだいぶ和らいだので、道中では陣痛が来るたび 駐車場や歩道などで所構わずヤンキー座りしてました。(笑)
痛みに耐えてる時は顔も激シブだったので、ノーメイクアラサー妊婦という 尖ってないどころかもはや鈍角の極みとも言える風貌を除けば、かなりヤンキーに近い存在だったと思います。#ヤンキー舐めてません #ごめんなさい #許してください
AM3:00 病院到着
分娩室に辿り着く。内診の結果子宮口4㎝
深夜だったこともあり 病院の正面玄関が施錠されていたので、痛みに耐えつつ夜間用インターホンで要件を話し、鍵を開けてもらい病院の中へ。
空気が澄んでいて肌寒い5月のド深夜、静まり返った病院の入口で、痛みに耐えつつなんとかドイツ語で要件を伝えていたあの時間が、何故だかとても記憶に残ってます。😂
#当然ながら出産時も入院時も全てのやりとりはドイツ語でした #自分おつかれ #これはセルフよちよち待ったなし #いきますよ~ #おーヨチヨチヨチヨチヨチ ヨチヨチヨチヨチヨチ!!!!!!!!!
ここで、立ち合い予定のオットはPCR検査を受けるために一旦別行動に。
♿
私だけ車椅子に乗せられて分娩室に運ばれると、分娩室ではブロンドの優しそうな助産師さんが出迎えてくれました。👱♀️
ちなみに分娩台はこんな感じ
日本でよくあるような足の固定はせず、四つん這いとか仰向けとか横向き、好きな体制で産める感じでした。
分娩室には分娩台のほかにも、でっかい浴槽(水中出産用)とか、バランスボール、座位で出産するための椅子もありました。
今回はお産の進みが早すぎて叶わなかったけど、せっかくの機会だから水中出産してみたかった🥹
さて話は戻りまして。🧞♂️
無事分娩室に辿り着いた私は、助産師さんに促されるまま持っていたバッグ👛を分娩台の上に置き(※)、痛みに耐えつつ重いお腹を抱えて、欧米サイズのたっかい分娩台によじのぼり内診してもらいました。
※このバッグは出産が終わるまでずっと分娩台に置かれたままでした!!汚れなくて本当によかった!!笑
内診の結果、子宮口の開きはは4センチと判明、#子宮口が10センチまで開くと、いきんで出産できるフェーズに入るんちょす #優しい説明 #んちょちょオ
と同時に破水。
破水してようやく、納言は(え?ヤバ、これ出産じゃん)と思ったそうな。#今更オブザイヤー2022、堂々の受賞!!
AM3:30頃〜
子宮口が全開になるまで痛み耐えタイム。申請していた和痛分娩を断られて目の前が真っ暗にw
痛みレベル:激重い生理痛。まあまあしんどい
助産師さんにあとどれくらいで産まれるか聞いてみたところ、「まだまだかかる。(誕生は)昼かもしれないし、夜かもしれない。」との返答が。
今となれば 初産なんだからそんくらいかかるだろと思えますが、当時の納言は(こ、この痛みがこのあと数時間続くのか…)と、まず軽めの絶望🥹 ※この時深夜3時半ごろ
ウーム、自然分娩のつもりだったけど、既になかなかしんどいし、まだまだ時間かかるなら念のため事前に申請してたPDA(硬膜外麻酔)をお願いして和痛分娩に切り替えようかな!
ウンウンそうしよう!!一秒でも早くこの痛みから開放されたいンゴ!!!
→申請書類に不備(というか病院側の手違い)があって和痛分娩切り替えならず。ガチめの絶望😂😂😂
和痛分娩というカードを失った納言はその後、
(うぅ……これが…これが "目の前が真っ暗になる" ってヤツか……オワタ……ああ…あ………オワ…タ……)
(もう逃げられないから…産むまでノンストップだから…覚悟決めないと……でもなんで…申請してたのに…シクシク)
(だがしかし嘆いても仕方ない……覚悟…覚悟……ウウウ)
打ちひしがれながらもなんとか覚悟を決めて❤️🔥、四つん這いで分娩台のマットレスを掻きむしり、押し寄せる陣痛にひとり耐えてました😂
※赤ちゃんの顔の向きが思わしくなかったらしく(恐らく旋回異常ってヤーツ)、四つん這いになれと言われていた
※私がヒーヒー言ってるあいだ、助産師さんは基本ノータッチで遠くの方でなんか作業してたww
…と、そうこうしている間にPCR検査を終えた夫が遅れて分娩室に到着。🙋🏻♂️
夫の顔を見るなり、
「麻酔……使えないらしいわ……ヘヘ……おわった…へへへ……おわった……終わりだ……」
みたいなことを、力無く伝えた記憶があります。笑
ところが幸運にも、その後すぐに子宮口が全開になったので(奇跡of奇跡)、この痛み耐えタイムは体感30分もありませんでした。てことは実際はもっと短かったはず。
いやはや、ラッキーにも程があらァ!
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ボリューミーになるので、今回はここまで。
果たしてサラダ納言は、異国の地で無事に出産を終えることができるのか?!?!?!#できたからブログ書いてる
次回、サラダ納言のオーストリア出産録!!
・なんやかんやで旋回異常はスピード解決、子宮口もあっさり全開
・はへ?!「シーベン」って何ですか?!
・ノンストップでいきみ倒し、猛スピードでムッスメオギャリギャン!!
絶対に読んでくれよな★☆★☆
それでは今日はこのへんで。ちゅす(^з^)-☆